放置すると外壁や基礎に大きなダメージも
屋根の上にある「雨どい(あまどい)」は、雨水をうまく地面に流すための大切な役割を担っています。
ところが、経年劣化や台風・雪の影響で少しずつ歪んだり、詰まったりしていることも多いのです。
普段あまり気にしない部分ですが、壊れた雨どいを放置すると家全体に深刻な影響が出ることがあります。
雨どいが劣化しているときに出るサイン
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、次のような症状が出ている場合は注意が必要です。
- 雨の日に「ポタポタ」と屋根の端から水が垂れてくる
- 雨が降ると外壁に水がはねる
- 雨どいが歪んでいる、外れている
- コケや汚れが目立つ
- 雪や台風のあとに樋が傾いている
これらはすべて、雨どいの劣化・詰まり・固定金具の緩みによるサインです。
雨どいが壊れているとどうなる?
1. 外壁や基礎が痛む
雨どいが機能していないと、屋根からの雨水が外壁を直接流れ落ちます。
その結果、外壁材のひび割れ・塗装の剥がれ・カビや苔の発生などが進み、
やがては基礎や土台の腐食につながります。
2. 雨漏りやシロアリ被害の原因に
水が外壁の中へ染み込むと、木部の腐朽やシロアリ被害を引き起こす恐れがあります。
「雨どいの不具合」から、雨漏りや構造部分の劣化に発展するケースも少なくありません。
3. 美観が損なわれる
歪んだ雨どいや黒ずんだ汚れは、家全体の印象を大きく損ねます。
放置期間が長いほど、修理費用が高くなる傾向もあります。
雨どい交換のタイミングは?
一般的に、雨どいの耐用年数は約20年といわれています。
次のような状態が見られたら、交換・部分修理のサインです。
- 雨どいが割れている・変形している
- 支え金具が錆びている
- 雨水がうまく流れず、あふれてくる
- 台風・雪の後に外れたままになっている
雨どいの交換で家の寿命を延ばしましょう
3HOUSEでは、雨どいの無料点検・交換お見積りを行っています。
屋根や外壁と同じく、雨どいも定期的なメンテナンスが必要です。
「最近、水があふれてる気がする」
「外壁の汚れが気になる」
そんな小さな気づきが、家を守る第一歩になります。
ぜひ一度、プロの点検を受けてみてください。
